小町黒塗り下駄♪やっと見つけた☆ 創業天保5年『福島履物店』

最近の下駄ってなんだか風情がないと思いませんか。

下駄の後ろにゴムのラバーがついていたり、形も昔のト○レの下駄履きのような形でどうもカッコよくない。

疲れにくく履きやすいんだとは思うんですけど、それでいいのかしら。

浴衣を粋に着ることで女っぷりがあがるんじゃないかしら。

なーーんてこんなカッコいい事ばかり言ってるけれど浴衣なんて久しぶりに広げる私が偉そうな事言えないんですけどね。へへへ。

なんでこんな事言ってるかというと、ハイアットリージェンシーで”浴衣でMoet”というイベントがあるということで浴衣をひっぱりだし、下駄はあったかしら〜とみてみると随分くたびれているので新調する事にしたのはいいけれど、気に入った下駄が見つからない。

下駄を捜しててなんだか年を感じたわ。

名だたる百貨店をまわり、昔ながらのちょっと高さのある黒塗りで・・っと説明してもあまり分かってもらえず、挙句の果てにトンチンカンな回答が返ってきたりでもうイライラ。第一黒塗りの下駄が全くないんです。
どこも同じこと言われていたのが、これが今の流行りなので・・・。

ふーーん。

老舗のデパートでさえ流行りだけを取り扱うんですかぁ。
なんだかガッカリ。

まるで話にならず、こうなったらネットで探そうと色々みていたら見つけましたよ。

私が見つけたのは『創業天保5年 福島履物店』さんでした。
こちらは台と鼻緒を選んで自分流に組み合わせることができるんです。

下駄ですもの。サイズはだいたい決まってるから足のサイズを縦横と足の甲のまわりを伝えればよいという仕組み。

早速オーダーして2日でうちに到着しました。
すごーーい。

私が選んだのは台が小町下駄黒塗り。
鼻緒は本天太分一文字です。
時間がなかったので在庫がある鼻緒で選んでみました。

履いてみるとジャストサイズで全然痛くないんです。
さすが老舗の履物店さんは違いますね。

そうそう、こちらの商品って百貨店で買うより断然安いんです。
驚くぐらい値段が違います。
あまりの安さに本当にびっくりしました。
老舗の履物店とは貴重であり本当に助かります。

かなり気に入ってしまいました。

あまりにも出来上がりがいいので主人も購入したいというぐらいです。

昔ながらの小町下駄を購入出来てすごく幸せな気持ちになりました♪
カランコロンといい音します。

『福島履物店』
http://www.e-geta.com/